個人事業主として事業を始め、青色申告するには事前に申請し承認を受けなければなりません。そのために必要なのが『所得税の青色申告承認申請書』という書類です。

所得税の青色申告承認申請書の内容

個人事業を開業したら、納税地の税務署に提出する必要があります。以下の所得税の青色申告承認申請書の書き方は初めて青色65万円控除の申請を行った場合の例です。

①提出先税務署
納税地の場所によって、管轄の税務署が異なる。管轄の税務署の住所・管轄地域は国税庁のHPなどで確認できる(こちら)。
②提出日
届出する提出日を記入する。
③納税地
納税地として登録する住所を記入する。
④上記以外の居住地・事業所等
納税地として記入した住所以外に、住所地・事業所等がある場合は、その住所を記入する。
⑤氏名・生年月日
事業主の氏名・生年月日を記入する。
⑥職業
事業主の職種を記入する。
⑦屋号
屋号があれば、その名称を記入する。
⑧事業所又は所得の基因となる資産の名称及びその所在地
店舗・事務所の名称と住所を記入する。
⑨所得の種類
複数ある場合は、全て○で囲む。
⑩いままでに青色申告承認の取消しを受けたこと又は取りやめしたことの有無
過去に青色申告承認の取り消しなどがなければ、無を○で囲む。
⑪簿記方式
簡易簿記でも可。ただし、青色65万円控除を選ぶなら複式簿記を○で囲む。
⑫備付帳簿名称
簡易簿記の場合は、現金出納帳~固定資産台帳までの5つを〇で囲む。複式簿記の場合は(青色65万円控除)、全部で8つ○で囲む。現金出納帳~現金出納帳までの6つ、総勘定元帳・仕訳帳の2つです。

所得税の青色申告承認申請書ダウンロード先

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/pdf/h28/10.pdf