お店の名前を、そのまま屋号にする方もいるかもしれません。
ちょっとした工夫をしておくことで、集客に役立つ屋号の決め方について紹介しておきます。
もし、実店舗だけでなくWEBサイトを立ち上げネット集客もしたいなら、屋号の決め方で外せない3つのポイントがあるので紹介しておきます。
- 短めでカタカナ読みしやすい屋号にする!
- 地域密着ビジネスなら地域名。全国展開なら商品名を屋号につけよう!
- 全国で同じ屋号・店名が使われていないこと
では、詳しく紹介していきますね。
1.短めでカタカナ読みしやすい屋号にする!
英語やプランス語などちょっとオシャレな屋号にしてもいいのですが、ネット検索では
「ひらがな」⇒「カタカナ」⇒「ローマ字」
と入力しやすい方法で検索されます。
googleなどの検索エンジンの精度があがり、誤入力でも見つけてくれるようになっていますが、認知度が低いと屋号では見つからないこともあります。
なので、最低限カタカナで読みしやすいことが重要です。
広告費をかけて宣伝するような場合は、造語でも認知度は高くなるので問題ありません。ただ、広告費に膨大な予算をかけられる個人事業主はいないはずなので、こだわりすぎた造語は避けた方がよいでしょう。
長い屋号では入力が面倒なので、まず正確な屋号で検索してくださいません。
実店舗の飲食店でみられるような長い店名は、インパクト充分ですが、覚えられないし、ネット検索で探してもらうことが困難になるので注意してください。
2.地域密着ビジネスを始めるなら屋号に地域名。全国展開なら売りたい商品名をつけよう!
地元密着型のビジネスを始めるなら、どこの店舗かどうかが一目でわかります。
ネット検索すると、全国的に知名度の高い有名な屋号が出てきて埋もれる可能性が高いです。
ネット検索してくれている地元のお客様にすぐ見つけてもらうには、『おそうじ本舗荻窪店』『荻窪カフェ』など地域名もプラスした屋号ですと、ネット検索で見つけてもらいやすくなりますよ。
逆に、全国規模でビジネスを展開されたい方は、『○○WEB』『タンス○○』など屋号にさりげなく売りたい商品名を含めることで、相手に専門店であるというイメージがすぐに伝わります。
もし、特定分野に絞りたくない場合、マイナビさんのように屋号を取得し、WEB上では『屋号+商品名』にして、検索エンジンと”特定のサービスを求めているお客様”に専門性をアピールすることも検討してください。
3.屋号を決めるときは、全国で同じ屋号・店名が使われていないこと
こちらは同じ屋号でのトラブルを避けるために必要です。
商標として登録されていなくとも、同じ商売で誤認させるような有名ブランドなどと同じ屋号を付けた場合には、後々大きな問題となる可能性はあります。
例えば、繁盛店の「鳥貴族」に酷似した「鳥二郎」は、不正競争防止法違反で訴えるまで発展したりします。
最低限、商標登録されている名称をしないように、『特許情報プラットフォーム』で確認してください。