Photoshopなどの有料の画像加工ソフトは、高機能でプロも使用しています。しかし、趣味の範囲で使用するには、少しハードルが高いと感じる人も多いはず。シンプルな機能だけで良い、ちょっとした加工がしたいというニーズであれば、無料のフリーソフトでも十分です。また、Web上で使用できるなどの手軽さも魅力です。ここでは、数あるフリーソフトのなかでも、おすすめをいくつかご紹介します。
GIMPはPhotoshopのように、画像の加工、編集が行えます。その機能は、無料の域を超えるほど多機能です。画像の切り抜きや文字入力などはもちろん、レイヤーやフィルター機能も兼ね備えます。ダウンロード版だけでなく、Online版も用意されているため手軽に試すことができます。古くから愛用されているだけに、GIMPの使用方法やTipsなどの情報が豊富で、独学でも使いこなすことが可能です。
Canvaはオーストラリア発のグラフィックデザインツールで、2017年5月に日本語版がリリースされました。そのユーザー数は1000万人を超え、世界中から支持されています。SNS用のヘッダー画像やフライヤー、名刺など豊富なテンプレートが用意されいます。ブラウザから使用できるため、ダウンロードの手間もなく、さくっとお洒落な加工ができます。
PicozuはPhotoshopの簡易版のようなオンライン画像加工ツールです。機能が多すぎて何をしていいのか分からない、そんな方におすすめです。シンプルながら、レイヤーやフィルターなど高度な機能が取り揃えられています。目を引く画像を作ってみたい画像加工初心者さんに最適です。
Polarrはプロ並みの写真加工がオンラインで作れます。その特徴は多彩なフィルター機能です。さらに、自分で改良して使用できるため、自分の味を出しつつも、魅力的な写真に仕上げることができます。
PHOTOXは最大1000ピクセルまでの画像を加工できるオンラインサービスです。Web上のサイトに画像をアップロードするだけですので、簡単に画像加工に移れます。複雑な操作は必要なく、トリミングや回転、サイズ変更などが可能です。
モジマルは同様に、Web上に画像をアップロードすることで使用できます。その名の通り、カラフルな文字装飾や、かわいいスタンプが使えます。アニメーションGIF画像も簡単に作成できるため、イラストレーターさんにも人気です。
Picfullはヴィンテージ風やセピア調、鉛筆画など様々な効果を適用できるエフェクト加工サービスです。複雑な操作は一切必要なく、クリック一つで加工ができるのも特徴です。加工した画像はそのまま各種SNSに投稿することも可能ですので、人とは少し変わった写真を作りたいな、という方にもおすすめです。
Pixizはコラージュ特化のオンラインツールです。洗練されたテンプレートが豊富に用意され、単一の写真だけでなく、複数の写真を組み合わせることもできます。テンプレートを選択し、目的の画像をブラウザにドラッグアンドドロップするだけなので、複雑な操作が必要ありません。ポストカードやバースデーカードなど、特別な日の写真をPixzで加工して、思い出に残すのも良いでしょう。
Photo505は画像加工用のエフェクトが他のオンラインツールに類を見ないほど用意されています。ブラウザから画像を選択することもできますし、ウェブカメラがあれば、パソコンから直接画像を取り込むことも可能です。各種エフェクトはサムネイルで見られますし、評価も表示されているため選びやすくなっています。
PhotoFuniaは写真をアップロードするだけで自動で顔を検出する機能を持っています。帽子を被せたり、街角のポスターにコラージュするなどユニークな加工が可能です。現在エフェクト数は500を超え、サムネイルを見ているだけでも楽しめます。バレンタインやハロウィンなど季節にあったエフェクトカテゴリーが用意されていますので、イベント時にも役立ちます。また、静止画像だけでなく、GIF動画への加工もできますので、友達と共有して楽しむのにも良さそうです。
PhotopeaはPhotoshopと似たような操作感が特徴的なオンラインツールです。Photoshopを使用したことがある方であれば、「あれ、なんか見たことあるな」というようなUIが目に留まります。見た目だけでなく、選択範囲の作成や、レイヤー機能などが使用できるため無料で使えることに驚かされます。
以上、無料の画像加工ツール11個を紹介しました。加工や編集は難しいそうだなと思っていた方や、お金が必要だからと敬遠していた方は、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。どのツールも、もちろん無料ですし、思っているよりも簡単に使用できます。GIMPのように、本格的に使用できるものもありますので、自分に合うツールをぜひ探してみてください。”