ものを発送するときに使う科目「荷造運賃」について、まとめてあります。
目次
荷造運賃とは
荷造運賃は、あくまでも販売する側の立場から処理する科目です。
・消費税区分:課税
商品を宅配便を使い、得意先に発送するときの仕訳例
商品を宅配便を使い、お客様に発送するときにかかった運送料2,980円を仕分けるケース。
借方勘定科目を”荷造運賃”、借方補助科目に”得意先A”。。貸方勘定科目を”現金”。適用のところに”商品発送●●”と具体的な記載をしておくと丁寧です。
※注記:会計ソフトで使う補助科目は、自分で登録する必要があります。
借方勘定科目 | 借方金額 | 貸方勘定科目 | 貸方金額 | 適用 |
---|---|---|---|---|
借方補助科目 | 消費税額 | 貸方補助科目 | 消費税額 | |
荷造運賃 | 2,980 | 現金 | 2,980 | 商品発送●● |
得意先A |
ネットショップで注文を受けた商品を発送するときに、かかった運送料2,000円の仕訳例
ネットショップで注文を受けた商品を発送するときに、かかった運送料2,000円を仕分けるケース。
借方勘定科目を”荷造運賃”。貸方勘定科目を”現金”。適用のところに”商品発送●●”と具体的な記載をしておくと丁寧です。
※注記:会計ソフトで使う補助科目は、自分で登録する必要があります。
借方勘定科目 | 借方金額 | 貸方勘定科目 | 貸方金額 | 適用 |
---|---|---|---|---|
借方補助科目 | 消費税額 | 貸方補助科目 | 消費税額 | |
荷造運賃 | 2,000 | 現金 | 2,000 | 商品発送●● |
宅配業者から運賃込みで梱包材代5万円を購入したときの仕訳例
宅配業者から運賃込みで梱包材代5万円を購入したものを仕分けるケース。
借方勘定科目を”荷造運賃”。貸方勘定科目を”現金”。適用のところに”運賃込みで梱包材代500円×100枚”と具体的な記載をしておくと丁寧です。
※注記:会計ソフトで使う補助科目は、自分で登録する必要があります。
借方勘定科目 | 借方金額 | 貸方勘定科目 | 貸方金額 | 適用 |
---|---|---|---|---|
借方補助科目 | 消費税額 | 貸方補助科目 | 消費税額 | |
荷造運賃 | 50,000 | 現金 | 50,000 | 運賃込みで梱包材代500円×100枚 |
荷造運賃と通信費の違い
発送するもので判断します。
具体的には、発送するものが商品であれば”荷造運賃”、書類であれば”通信費”として計上してください。
利用するあなたではなく、もので判断してください。
ネットショップで商品代と送料をあわせて請求するケース
商品代と発送代をあわせて「売上高」で処理してください。
逆に仕入れる立場として処理したいケース
商品代と発送代をあわせて「仕入高」で処理してください。